ハイパー専業主婦

この道10年以上になります。

献立を考えながら政治家の苦悩を思う

お読み下さりありがとうございます。ヨメダイです。

我が家は私と夫、3人の子供たちの5人家族ですが毎日の食事作りに思い悩む日がたびたび訪れます。

まず大前提として食費を予算内に抑え、栄養バランスもそれなりに考えなければいけません。

その上で献立をどうするか。

昼はパパッと麺類で!と思っても麺が苦手な人がいたり。寒いし鍋料理でも…と思っても「実は鍋苦手」と言う人がいたり。魚が嫌だと言う人がいたかと思えば肉を食べない人がいたり。

みんな好き放題言うんですよね。

なるほど、これが民意というやつか…と先日ふと思いました。

 

そう、私は家庭料理庁長官。

さぁ今週の予算はどうなっているかな…。むむ、ちょっと厳しいようだな、仕方ない今週は鶏胸肉をフル活用しよう。

なに?鶏肉ばかり続くのが嫌だと国民が不満を抱いてる?こんなに毎日工夫して料理しているのに?!

ん?しかも過半数が「毎日マクドナルドがいい」との議案に賛成しているだと?!えーい!民主主義だから毎日マクドナルド可決!!

 

…というわけにはいきませんよね。

でも政治ってたぶん、こういうことじゃないかと思ったんです。

たった5人の社会集団である家庭内でもこんなことが起きるんだから、国となるとそりゃもう大変なことだろうなと思います。

みんながみんな納得いく政策なぞできるわけないのです。

というわけで、今日も我が家の食卓には鶏胸肉が並ぶのでした。

お金からはジェントルマンの香りがした

お読み下さりありがとうございます。ヨメダイです。

お試しさせていただいておりますKindle Unlimited、その中に勝間和代さんがバイブルだと仰っていた『非常識な成功法則/神田昌典』のマンガ版があったので読んでみました。

その中に、主人公がお金の匂いをクンクンするシーンがありまして、即「私もやってみよう!」と家にあった1万円札2枚の匂いを嗅いでみたんです。

そしたらなんとですね。

ジェントルマンの香りがするんですよ。しかも2枚とも。

え、え、なにこの香り…。

(まさか福沢諭吉さんのそれ?)

実際にジェントルマンの香りを嗅いだことがないので私の中のイメージのジェントルマンの香りなのですが、なんでしょう…。香水?どちらかといえばオーデコロン?でもオッサンがつけていそうな「ぐふっ」となるあの香りではなく(無礼をお許しください)、あくまでジェントルマンがつけていそうなフワッとした品の良い香り…。

私、生まれて初めてお金の匂いを意識して嗅いだんです。

それがジェントルマンの香りだった…。

なんだか素敵じゃないですか。

初めての恋は、甘酸っぱいイチゴの香りだった…。それに近いものがあります。

私は一生この香りを忘れないと思います。

 

 

さて余談ですが。

この本の中に「自分に肩書きをつける」というものがあって、せっかくなのでブログのタイトルを【職業『専業主婦』】から【ハイパー専業主婦】に変更してみました。

「ご職業は?」

「ハイパー専業主婦です。」

もしかしたらこう答える日がやって来るかもしれません。

どうぞお楽しみに。

 

日記のすすめ

お読み下さりありがとうございます。ヨメダイです。

前回紹介しました精神科医高橋和巳先生ですが、私が彼を知るきっかけは5年ほど前に私自身がうつ状態になったからです。

私自身いわゆるアダルトチルドレンでして、両親の不仲、離婚、母のアルコール依存症を経験しおそらくずっと無自覚に抑えつけてきた感情がその時期に噴出したのだろうと思います。(これが高橋先生の仰る「ブラックアウト」だったのかもしれません。)

その時の私は、病院は最終手段と決めて自分の中の問題なのでできる限り自分で克服しようと試みました。

私がやったことは、とにかくそれ関連の本を読んで情報収集をしてありのままの感情をひたすらノートに書き出していくという作業でした。

その何冊目かで高橋先生の『消えたい』という本に出会い衝撃を受けました。

まさに私の中のドロドロとした言葉にできない気持ちを丁寧に言語化して下さったような内容で、「そうそう!それが言いたかったの!」ととても救われたことを覚えています。

そしてその後に『子は親を救うために「心の病」になる』という本を読み、より自分自身の理解を深め無事にうつ状態から脱したのでした。

この間半年ほどです。

無気力な日も多かったのですが、読めるときに本を読み、1日のうちただひたすら自分がその時思ったこと感じたこと思い出したこと、なんでもとにかく書き出していく。ノート2、3冊分くらい書いたでしょうか。

今思えば前回紹介した『聴く技術』のような内容を、たまたま私は自分1人でやっていたことになります。

自分がこのやり方でうまく行ったので、もう何年もうつ病を患っている友人に話したことがありました。

しかしその友人は「ありのままの感情をひたすら書き出す」という私の話にオリジナルを加えて「そのときの不満や怒りなどを書き出して破って捨てる」に変更してしまっていました(苦笑)。

おそらくそれだと、感情の深掘りがそこでストップしてしまうのではないかと思います。大事なのは自分でも自覚のない感情をどんどん発見して言葉にしていくことだと思うので…。

その友人の話を聞いた時は私も面食らってしまい「お、おう…」と返すのが精一杯でしたが、今改めて私と彼女の違いを探ってみたいと思います。

私は小学校の高学年から日記を付ける習慣があり、普段から自分の感情を言語化することに慣れていました。なので深い感情に辿り着くまでそれほど時間がかからなかったのかもしれません。

彼女の場合は、話していてもほとんど「見栄えの良い」感情しか口にしません。彼女自身に対しても「見栄えの良い」感情は認めるけれど醜い感情は認めないことが垣間見えることがあるのです。

憶測ですが、普段から見て見ぬふりをして無自覚のまま表面上は消し去られている感情が多くあるのかもしれません。

そうなってくると私の言う「ありのままの感情を書き出す」、その「ありのまま」がそもそも難しいのではないかと思えてきます。

そこで日記です。

ここでいう日記は、ブログなどの人に見せるものではなくとにかく自分以外には絶対に見せないものです。

毎日コツコツ、その日にあったことやそれに対して自分が思ったこと、たいしたことでなくて良いので「ありのまま」の気持ちを書き出していく。ポイントは「とても人には言えないけれど」という感情も正直に書く。

毎日自分の気持ちを言語化するので、自分の感情を自覚する練習になるのではと思います。

それが高橋先生の書かれている「自分を語ること」の一助になるのではないかなぁと思うのですがどうでしょうか。

家庭内の名カウンセラーになりたい

お読み下さりありがとうございます。ヨメダイです。

こちらの本を読み終えました。

精神科医が教える聴く技術/高橋和巳

前回記事にしたKindle Unlimitedではなく(笑)数年前に買って途中まで読んで放置していた本です。再読して読み終えました。

とてもとても面白かったです。

どちらかというと専門家の方向けの本でしょうか。

私がこの本を購入した理由は、妻として母として、きちんと家族の話を『聴く』ことができるようになりたいと思ったからです。

私は今まで、人の悩みを聞いた場合その事象そのものを解決してあげなきゃいけない気持ちになっていました。でもこちらの本を読んだ感想は、ただ『聴き切ることが大事』なんだなぁということです。

人は自分の中のモヤモヤ、感情、そういったものを自分で言葉にできたときに初めて自分の感情を自覚して「ああ、私はそう思っているのか」と納得できるのだと思います。

本書の中では「自己組織化」と書かれていますが、私は今まで何度人を話を遮って相手の「自己組織化」を邪魔してきたかと反省しました(汗)。

子供相手だとそれが特に顕著です。言おうとしていることを先回りして言ってしまったり、急かしてしまったり…。

先日、娘のちょっとした悩みにこちらの本の内容を活用し『聴く』ことに徹したところ、娘はとても満足してくれたようでした。

それ以来娘からいろいろ話してくれることが増え、私に対する信頼度が上がったような気がします。

私の仕事の1つが『家族が安心できる家庭を作ること』なので、こういう些細なことも疎かにしてはいけないなぁ自分を戒める思いです。

無知は罪【Kindle Unlimited】

お読み下さりありがとうございます。ヨメダイです。

いやーお恥ずかしい。

表題の通りなのですが、私の無知ゆえにKindle Unlimitedで買う気のない本を買ってしまいました。

しかしこれ、もしかしたら私と同じ勘違いをしている方がいるのでは?もしかしたらどなたかのお役に立てるのでは?と思い記事にいたしました。

月額980円で読み放題のKindle Unlimited、私も随分前からその存在は知っておりました。

もともと読書好きですし、ずっと興味はあったのですが『紙の本が好き』という理由からずっと躊躇っておりました。

実際サンプルで利用してみたことはあったのですが何となく落ち着いて読めないので、やはり自分には不向きなのだろうとずっと蓋をしてきました。

しかし月日は流れ。

ついさっき、その蓋を開けてしまったのです。

堀江貴文さんのYouTubeを観ていて、書籍が気になったので検索→Amazonで『読み放題』の文字につられて何も調べぬまま2ヶ月99円のお試し登録→読み放題以外の本を購入してしまい、1500円の電子書籍購入。

なんということでしょうーー!!

「読み放題」というのは「読み放題対象の本が読み放題」という意味だったのですね…(涙)

私、よくあるんです。

しっかり読まずになんとなく「はいはーい」と進めてしまうことが…。

良い勉強になりました。

せっかく2ヶ月間のお試し登録したので、期間中は読み放題で読める本をザクザク読ませてもらおうと思います。

そうなると、自発的には選ばない本にも出会うかもしれません。そう考えたら楽しみになってきました

『お金』を『お金』として見ることができるようになった話

お読み下さりありがとうございます。ヨメダイです。

前回、西野亮廣さんがきっかけでお金に真剣に向き合うことができたという話を書かせていただきました。

それからは経済的なことを発信している方々の書籍やYouTube、ブログなどから情報を集めました。勝間和代さん、リベラルアーツ大学の両学長さん、堀江貴文さんetc…。

これは自分でも面白い変化だなと思ったのですが、お金と向き合えば向き合うほど『お金』を冷静に『お金』として見ることができるようになったのです。

前回も触れましたが私はもともとスピリチュアル的思考が強く、その頃の私はとってもとっても強欲でした。しかもその自覚がまったくない、という今思えばなんとも不思議な状態。

「もっとお金がほしい!」と本当は思っているのにそんなことはひた隠し、自分自身もごまかし、さらに「豊かさを引き寄せたい」などと訳のわからぬ言い回しに変換させて具体的な行動は何もしていませんでした。

ただ豊かな自分を強くイメージするだけでお金持ちになれると本気で信じていたのです。

なんとも恥ずかしすぎる…。

『お金』に対してなんと言いますか、自分の中の何かが過剰に反応してしまうというか…。以前の私はそんな感じでした。

それが知れば知るほど、冷静に考えられるようになりました。

我が家の家計は、夫が管理しています。

私は食費や日用品など決まった額を受け取り、その中でやりくりします。

今までは「ギリギリの額しかもらっていないんだからこの中から貯金までできるわけがない!」と余裕がないことを夫のせいにしていました。

でも実際は違いました。(笑)

人間、やれば意外とできるもんです。

今は家族旅行に向けてと、新NISAで投資も初めてみようと思っているのでその為の資金をコツコツ貯められるようになってきた状態です。

子供達に対しても、お金に関してだらしない親でいたくないという気持ちはずっとあったので、その小さな1歩をやっと踏み出せたのかなと思います

しかし今ってYouTubeにしてもブログにしても、インターネットで欲しい情報にすぐアクセスできてどんどん取り込めるのでありがたい時代ですね。もちろん自分の中で取捨選択は必要だとは思いますが。

西野さんのおかげで貯金ができるようになった話

お読み下さりありがとうございます。

ヨメダイです。

前回、YouTubeをラジオ代わりに聴いているという話を書きましたが、キングコング西野亮廣さんのことを今回は書いてみようと思います。

彼のことは『芸人で絵本出した人』くらいの浅い認識しかなく、映画「エントツ街のプペル」も数年前に観てちゃっかり感動したのですが、当時の私は彼に興味を抱くことはありませんでした。

ところがどっこい。

話を聞いてみるととても面白いですね。

おそらく当時の私はどちらかというと精神世界に重きを置いていて、完全にスピリチュアル的思考だったのであまり彼にピンと来なかったのかもしれません。

特に衝撃を受けたのがお金の話。

「時間を使って労働して、そこで得たお金を消費することしか知らない」「使い方も学んで実践して、練習して失敗しなければ身につかない」というようなことを仰っていて。

本当に本当に、ほんとーーーーうにそうだな!と深く納得しました。

私自身、独身時代の貯金はゼロ。あればあるだけ使ってしまう。でも自分では贅沢しているつもりもないのに、いつもお金に困った生活をしてきました。

恥ずかしながら40年生きてきてお金はとっても苦手な分野だったのです。

西野さんのお話を聞いて、ずっと見て見ぬふりをしてきたお金の問題について真正面からドーンとぶつかられたような衝撃。今がまさに学ぶときなのだと決心することができました。

彼以外からもお金に関する情報を集め、おかげさまで小さな1歩ではありますが少しずつ貯金ができるようになってきました。

きっかけを下さったのは間違いなく西野さんです。でもその西野さんにたどり着くまでにも様々なご縁がありました。

そう考えると全部繋がっていて、人生に無駄なことなどないんだなぁと思います。

大げさかもしれませんが(笑)

ありがたいことです。